横浜ミニシアター映画祭 最優秀作品『怪人の偽証 冨樫興信所事件簿』劇場公開決定!

7月1日(月)

横浜のミニシアター「横浜シネマ・ジャック&ベティ」で毎年開催されている映画祭「横濱インディペンデント・フィルム・フェスティバル」の最優秀作品の劇場公開が決定した。

「横濱インディペンデント・フィルム・フェスティバル」は横浜シネマ・ジャック&ベティにて毎年開催されるコンペティション型の映画祭。短編・中編・長編・アニメーション・U22などの部門で毎年数百作品の応募がある。同映画祭は、積極的に若手映画監督の支援を行なっており、映画祭を共同開催するガチンコ・フィルムより助成金・製作支援・上映支援などを優秀作品を対象に行ってきた。

今回、劇場公開が決定した作品は、同映画祭にて、2023年度 長編部門の最優秀賞を受賞した福田航平 監督の『怪人の偽証 冨樫興信所事件簿』。


刑務所から出所した元ヤクザ朝倉哲(伊藤大晴)は保護司 津田(脇田敏博)の元に身を寄せることに。その津田の自宅2階を間借りして興信所を営む探偵 冨樫(大根田良樹)と出会う。津田の勧めで社会復帰の為に、探偵業を手伝うことになった哲、渋々受け入れる冨樫。


そんな二人が引き受けたのは依頼人 城沢ゆり(氏師出雲)がストーカー被害にあっておりそれを調査してほしいというものだった。冨樫も簡単な依頼だと思っていた事件だったが、どうやら京都の街で頻発する神隠し行方不明事件との関連性・そして冨樫の思わぬ過去にまで波及してゆく。 果たして事件の真相は‥‥。 冨樫と哲の即席バディが京都の街を蠢く怪奇と対峙!!

本作の配給は、同映画祭の運営にも携わるガチンコ・フィルム。
ガチンコ・フィルムの飯塚冬酒プロデューサーは「数多くのインディペンデント映画と出会いますが、その中でも頭を抜け出るような作品だと思いました。80年代を彷彿とさせる作風でエンターテイメントに振り切った作品です。福田監督とお話した時に監督の映画に対する姿勢や考え方に強く監督の将来性を感じ今回の配給をお手伝いすることにしました。京都に生まれ育ち、京都在住の福田監督が、京都を舞台に撮影した探偵物語をお届けできるのが楽しみです」と述べている。


福田監督は、「最近、小難しい映画が多くないですか?何も考えず、気楽な気持ちで見れる最高の探偵バディムービーです。80年代映画のような匂いを感じていただけたら幸いです。とにかくこの作品においては「娯楽性・エンタメ」を重要視したかったので子供の頃の自分が観たらワクワクできるかどうか、その気持ちを持って制作しました。ボーッと観ておもろかった・ツッコミどころもあるな、それでいいんです。映画なんですから」と自身の作品について述べた。

2024年10月公開

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作品紹介

怪人の偽証 冨樫興信所事件簿

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